キャビテーションをやり過ぎたらどうなる?適切なペースや注意点についてご紹介

キャビテーションは、脂肪を効率良く除去できる痩身メニューとして人気があります。しかし、早く痩せたいからといってキャビテーションを頻繁にやり過ぎるのは危険であり、適切な頻度で施術を受けないと身体に大きな負荷がかかってしまうおそれがあります。

 

今回は、キャビテーションをやり過ぎるリスクや適切なペース、注意点などについて解説していきますので、施術に関する悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

キャビテーションとは

キャビテーションとは、専用の機器から発せされる超音波をお肌に当て、セルライトや脂肪を取り除く痩身エステの施術のことを指します。単に脂肪の排出を促すだけでなく、超音波のパワーによって脂肪組織そのものをダイレクトに破壊できるといった点が特徴です。

 

また、キャビテーションでは専用の機器で皮膚の深層部分まで超音波を伝え、身体の内部に気体を生じさせます。気体がはじけるときの力を利用して、身体の中にある脂肪組織を壊すのです。壊された脂肪組織は血液中に流れ出し、身体の外へと排出されます。

 

このように、キャビテーションでは脂肪組織をダイレクトに壊せるので、溜まった脂肪やセルライトを効率的に取り除けるやり方として注目されています。また、メスを使って皮膚を切る作業ではないため、痛みが生じにくいのも魅力です。

 

なお、キャビテーションは、二の腕や太ももなどの部分痩せにも向いているため、気になる部分を集中的にケアしてすっきりさせたいと考えている方にもおすすめの施術といえるでしょう。

 

キャビテーションをやり過ぎるリスクとは

キャビテーションによって高い痩身効果が期待できますが、やり過ぎには注意が必要です。ここからは、キャビテーションをやり過ぎるリスクについて詳しく解説してきます。

 

肝臓及び腎臓が疲弊する

キャビテーションを受けた後は、腎臓及び肝臓にかかる負担が大きくなります。なぜなら、超音波によって壊された脂肪組織は肝臓で分解された後、腎臓でろ過されることになるからです。

 

キャビテーションを早い周期で受け続けると、肝臓と腎臓の休まる暇がなくなり、やがて倦怠感やだるさなどの症状が現れてくるようになります。身体に合わせたペースで施術してくれる瘦身エステサロンを選びましょう。

 

胃腸がダメージを受ける

キャビテーションの施術を受けると、腎臓と肝臓だけでなく胃腸もダメージを受けます。分解された脂肪を体外に出すために、胃腸が活発に働くようになるからです。通常のペースで通えば便秘解消につながりますが、頻繁に受けすぎるとお腹の調子を壊す原因となるので気をつけましょう。

 

キャビテーションの効果が低下する可能性がある

前述したとおり、キャビテーション超音波は腎臓及び肝臓に大きな負荷をかけます。この状態でキャビテーションの施術を受け続けると、溶け出した脂肪組織が分解されず、体内に蓄積する可能性があるのです。

 

キャビテーションの頻度によってはかえって効果が低下してしまうこともあるので、機器の効果を最大化するためにも、一定期間腎臓と肝臓を休ませてから施術に臨むようにしましょう。

 

眠気を感じやすくなる

キャビテーションをやり過ぎて肝臓が疲弊すると、強い眠気に襲われてしまうことも少なくありません。肝臓に大きな負担がかかると、脳から肝臓をはじめとする身体の組織を休ませるための指令が出るからです。

 

これにより、昼間でも倦怠感やだるさ、眠気を感じやすくなるため、運送会社に勤める方など仕事で車を扱う方は特に注意が必要です。もちろん、家にいる場合でも転倒などの事故にリスクが高まるため、このような症状が現れた場合、無理をせず休憩を取るよう意識してください。

 

キャビテーションを受けるおすすめのペース

頻繁に施術を受けて内臓が疲弊すると、通常通り機能しなくなるおそれがあります。反対に、サロンに通うペースが少なすぎるとキャビテーションの効果が低下してしまうことになるでしょう。

 

施術1回あたりの効果は3~4日ほど続くといわれていますが、この期間に除去し切れなかった脂肪組織は体内に溜まります。次回の予約までに日にちが開いてしまうと、身体の中の脂肪組織が硬くなり、再び頑固なセルライトになりかねません。

 

このように、キャビテーションの施術では「どんなペースで受け続けるのか」が大切です。目安としては、週1~2回ほどのペースでサロンに通うことをおすすめします。ただし適切なペースは身体の状態や要望などによって異なるため、詳しくは利用するサロンに相談してみてください。

 

なお、1回の施術が1時間を超えるようなサロンはおすすめしません。キャビテーションはハイパワーなので、個人差はありますが、15~30分くらいでも充分に脂肪を破壊してくれます。時間をかけたから効果が出るというわけではなく、施術者の技術やその後のマッサージも重要です。

 

キャビテーションの注意点

ここではキャビテーションの注意点をご紹介します。注意事項を守り、安心・安全に施術を受けるようにしてください。

 

骨伝導の音が不快と感じる可能性がある

キャビテーションでは、専用の機器の使用によって独特な音が生じます。機器から出る超音波が骨に伝わる現象を骨伝導と呼び、このときに「キーン」という金属音のような音が出るケースがあるのです。

 

特に身体に悪影響を及ぼす心配はないものの、金属音のような独特な音を不快だと感じる方は少なくありません。金属音に不安を感じる方や、日ごろから頭痛などが生じやすい方は事前にサロンスタッフへその旨を伝えておきましょう。

 

施術を受けられない人がいる

 

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